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ビジュアルスノウは何科に行くべき?視界に砂嵐が見える病気の受診先

「眼科に行っても相手にされなかった」「どこに行けば診断されるのだろう」とお悩みではないでしょうか。

当記事では、診療に携わってらっしゃる医師の方のご意見をもとに、ビジュアルスノウ症候群(視界砂嵐症候群、雪視症、小雪症候群、以下ビジュアルスノウ)を診断してもらえる・取り合ってもらえる見込みのある病院をご紹介します。

神経眼科

眼科や脳神経外科を始めとした日本に数多くある診療科の中で、現状最もビジュアルスノウの認知度が高いのは、神経眼科です。

神経眼科とは、眼だけでなく「眼と脳」の診察を行う病院です。

つまり見るという作業は、眼球と脳の共同作業なのだ。

神経眼科という比較的新しいジャンルの医学は、この「共同作業」に生じた何らかのトラブルを扱う。日本の眼科医でも1000人あまりしか参加していないという日本神経眼科学会の理事・清澤源弘氏が言う。

「目が悪くなった、というと、視力が落ちたり視野が欠けたりする、眼球に関連する疾患を思い浮かべるでしょう。白内障や緑内障、あるいは視力を矯正するレーシック手術のように眼科は外科的な施術が多い。しかし、神経眼科は、視力や視野の検査では正常でありながら、“見る”ことにトラブルを抱える患者さんを診療します。

引用元:目の中に荒れ狂う“砂嵐”が…五輪メダリスト・水谷隼が明かした「目の異変」の正体(現代ビジネス編集部) | 現代ビジネス | 講談社

この神経眼科医にはビジュアルスノウが認知されていますので、医師に診てもらいたい方は神経眼科への受診をおすすめします。

受診する際には、神経眼科医のなかでも「神経眼科相談医」の受診がおすすめです。神経眼科相談医とは、全国に1,000人いらっしゃる神経眼科医のなかでも「神経眼科の臨床について専門的知識と高度の診療技術を持つ医師」を指します。

本制度は、神経眼科の臨床について専門的知識と高度の診療技術を持つ本会の正会員である医師を日本神経眼科学会認定 神経眼科相談医として登録することにより、神経眼科診療の専門性を向上させ、神経眼科患者に医療機関・医師の選択等に関する情報を提供することを目的とする。

引用元:神経眼科相談医 | 日本神経眼科学会

これまでビジュアルスノウの診察を行ってきた清澤眼科医院のHPでは、神経眼科相談医への受診が勧められています(2021年8月末で同院におけるビジュアルスノウの診療は停止済み)。

清澤のコメント:現代ビジネスの私と若倉先生のビジュアルスノウ(視界砂嵐症候群)のインタビュー記事です。大変恐縮ですが、医院からのお知らせに記しました通り、院長職退任に伴い南砂町清澤眼科での清澤の診療は(眼瞼痙攣のボトックス継続投与以外は全て)8月末で終了と致しました。神経眼科のご相談は、日本神経眼科学会ホームページから神経眼科相談医を探してご受診ください。

引用元:13120:五輪メダリスト・水谷隼が明かした「目の異変」の正体:現代ビジネス記事紹介です | 清澤眼科医院

また、あややっこさんがビジュアルスノウに理解のある医師に診察してもらった際に、先生から神経眼科相談医での受診を推奨されたようです。

そして実際に、2021年4月に出版された神経眼科学の教材『神経眼科学を学ぶ人のために 第3版』では「visual snow症候群」の項目があります。

このため受診を希望の方は、日本神経眼科学会のHPよりお近くの神経眼科相談医をお探しください。

なおビジュアルスノウが神経眼科医に認知されているとは言っても、「医師にとっても不明点が多すぎる病気」であり、認知の度合いなどは医師ごとに温度差があります。その点は、あらかじめご了承ください!

脳神経外科には行った方が良いのか?  

この問いについては、ビジュアルスノウに関心を寄せてくださっている脳神経外科医・頭痛専門医の後藤先生にご教示いただきましたので、ご回答を引用します。

現状では脳神経外科医の認知度は低く、受診しても診断にいたる可能性は低いと思います。検査をするかも医師によります。

私見ですが、ビジュアルスノウで受診するなら脳神経外科よりかは脳神経内科の方が良いと思います。脳神経内科医の認知度も低いですが・・・

ビジュアルスノウの認知度が最も高いのは頭痛専門医だと思います。頭痛も持っている方であれば、頭痛専門医を受診して、ビジュアルスノウについても相談することをお勧めします。頭痛専門医は日本頭痛学会のホームページから探すことが出来ます。

※先生のご私見です

頭痛専門医の認知が高いのは、頭痛学会で当疾患について発表やコメントしている先生がいらっしゃるためとのことです。また、大事なのは、どの診療科に行けば良いのかを考えるよりも、ビジュアルスノウを存じてくださっている医師の方を探すことだそうです。

現状効果的な治療法はないようですが、ご理解のある医師に診てもらうことで、精神的に楽になる可能性があります。これらの点を参考に、受診および受診先を検討なさってください。

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